サッカー(ヴェルディ)以外の日常を綴ります。
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Sun
2012.06.24
13:21
 
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人気シリーズ3作目。
鎌倉に古くから構えるビブリア古書堂。
そこで働く美人店主・篠川栞子とアルバイトの五浦大輔。
彼らの元に訪れる人達の人間模様と、
古本の持つ不思議な魅力が詰った作品。
3作目では失踪した栞子の実の母についても事態の進展が!?
栞子と大輔の淡い恋の行方も気になる作品である。


最初にバラしてしまうと、
まだ本シリーズは続くようだ。
だからこれで完結ではない。
なかなか引っ張るな。
もうそろそろ終わらせたらどうだろうと思うのは自分だけであろうか!?
今回は導入部分を除き、
大きく3つのエピソードからなる。
もちろんどれも古本からなる話である。
そして随所に栞子の観察眼が光るのも期待を裏切らない。
美しくて知的なながらも、
いまいち抜けいている栞子。
唯一人が変わるのは本について語る時である。
本にまつわる事柄についての洞察力は半端ではない。
それ以外に関しては、
とてもでないが奥手もいい所なのだが…。
そんな不思議な女性に密かに惹かれている五浦であるのだが、
今回も進展はゆっくりだ。
ゆっくりながらもおっという場面も。
今回は2人でお酒を飲みに行く。
彼女がお酒を呑むのも意外だはあるのであるが、
その呑みっぷりもまた注目して欲しい。
個人的にはNo.1萌えポイントであった(笑)。


さて今回のエピソードで目立ったテーマは、
ギクシャクした家族の絆。
タイトルの消えない絆は、
たぶんそれを意識しているのであろう。
例えば親から反対をされながらも結婚した娘の感情。
例えば遺産相続で揉め仲が悪くなってしまった兄弟。
身近にありそうな家庭内の歪が描かれている。
理由は千差万別だ。
お金だったり環境だったり…。
ただそうであっても家族の絆は消えないのだぞっていう話である。
表面上はお互い突っ張っていても、
実は本音では家族を思う気持ちは消えない。。。
思わず仰け反ってしまうような素直なお話。
僕のような汚れてしまった人間には大よそ似合わない話だ。
それでもこのシリーズを通して嬉しく読んでいるのは、
全編を通して変わらない読みやすさと、
さらには本を読みたくなるような空気感がある事だ。


本というのは何も名作ばかりを読むのが良しとは限らない。
時には下らない本を読んでも構わないし、
あるいは大好きなあの娘が読んだ本を便乗して読むのも吝かではないだろう。
なんだかベタだし人気先行な感じもする本書だけれども、
一貫して本を身近に感じられる部分は、
何だかとても素敵だと思っている。
そして結局次回作も買って読んでしまうのだろう。
結局は作者が一番策士なのかもしれない。
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